近年、スマートフォンアプリの開発が盛んになる中、「ハイブリッドアプリ」という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか。
Webアプリとネイティブアプリの良いとこ取りをしたハイブリッドアプリ。
- 開発効率の良さ
- コスト削減
といったメリットから、多くの企業に注目されています。
今回の記事では、
- ハイブリッドアプリとは何か
- Webアプリやネイティブアプリとの違い
- メリット・デメリット
- 具体的な開発事例
までをわかりやすく解説します。
目次
ハイブリッドアプリとは?
ハイブリッドアプリは、Web技術(HTML、CSS、JavaScriptなど)を用いて開発された、スマートフォンアプリの一種です。
- Webアプリの柔軟性
- ネイティブアプリのパフォーマンス
を兼ね備えています。
一つのコードベースで複数のプラットフォーム(iOS、Androidなど)に対応できることが特徴です。
ハイブリッドアプリとネイティブアプリ、Webアプリの違い
ネイティブアプリ
各プラットフォーム専用の開発言語で開発されます。
- パフォーマンスが高い。
- デバイスの機能を最大限に活用できる。
のが、特徴です。
Webアプリ
Webブラウザ上で動作するアプリです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
などのWeb技術で開発されます。
ハイブリッドアプリ
Web技術を用いて開発されます。
ネイティブアプリのように端末にインストールし、オフラインでも動作できます。
ハイブリッドアプリのメリット
開発コストの削減
一つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できます。
開発コストを抑えられます。
開発期間の短縮
Web技術に慣れている開発者であれば、比較的短期間で開発が可能です。
更新の容易さ
Webアプリと同様に、サーバー側の更新だけでアプリの機能を更新できます。
ハイブリッドアプリのデメリット
パフォーマンス
ネイティブアプリに比べてパフォーマンスが劣る場合があります。
機能制限
一部のデバイス機能の利用に制限がある場合があります。
フレームワーク依存
利用するフレームワークによって開発環境や機能が変わります。
ハイブリッドアプリ開発に必要な技術
HTML
Webページの構造を記述する言語
CSS
Webページのデザインを記述する言語
JavaScript
Webページに動きを与える言語
ハイブリッドアプリフレームワーク
- Ionic
- React Native
- Flutter
など
ハイブリッドアプリの開発事例
ECサイトアプリ
- 商品の閲覧
- 購入
- 決済
など、Webサイトと同様の機能を提供
社内システムアプリ
社員向けの業務システムをモバイルアプリ化
イベントアプリ
- イベント情報
- スケジュール
を管理できるアプリ。
ハイブリッドアプリを選ぶべきケース
- 複数のプラットフォームに対応したい
- 開発コストを抑えたい
- 短期間で開発したい
- Web技術に強みがある開発チームがいる
ハイブリッドアプリは、Web技術の進化とモバイルデバイスの普及により、ますます注目を集めています。
Webアプリとネイティブアプリの両方のメリットを活かしましょう。
開発コストを抑えながら高品質なアプリ開発を実現したい企業にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。
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