広告や表示で景表法NGワードを使用してしまうと、法令違反となります。
措置を受ける可能性があります。
しかし、NGワードが具体的にどのようなものなのか?
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、景表法NGワードについてわかりやすく解説します。
広告・表示で避けるべき表現についてご紹介します。
目次
景表法とは?
景表法(正式名称:不当景品類及び不当表示法)は、
- 消費者が商品やサービスを購入する際に誤解されるような表示
- 景品類の提供
を規制することで、消費者を保護することを目的とした法律です。
景表法NGワードとは?
景表法NGワードとは、景表法で禁止されている表現です。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
優良誤認表示
- 事実と異なる内容
- または、著しく誇張した内容
で、消費者を誤認させる表示
有利誤認表示
- 事実と異なる内容
- または著しく誇張した内容
で、自社の商品やサービスを競合他社よりも優良であると誤認させる表示
その他誤認されるおそれのある表示
消費者を誤認させるおそれのある表示
景表法NGワードの具体例
景表法NGワードの具体例は以下の通りです。
- 「No.1」「業界最高」「売上No.1」
- 「〇〇の効果抜群!」「〇〇で○○kg痩せる!」
- 「今だけ〇〇円OFF!」「数量限定!」
- 「無料」「タダ」
- 「返金保証」「リスクなし」
景表法NGワードの表現を言い換えるポイント
景表法NGワードを使用しないためには、以下のポイントを意識して表現を言い換えることが重要です。
具体的な根拠に基づいた表現をする
〇〇の効果抜群!と謳うのを修正する場合。
実際にどのような効果があったのか、具体的な数値やデータに基づいて説明する。
比較表現は慎重に行う
〇〇よりも優れていると表現を修正する場合。
自社の商品やサービスの特徴を明確に説明する。
限定表現は明確にする
今だけ〇〇円OFF!を修正する場合。
具体的な期間や数量を明確にする。
無料・タダなどの表現は避ける
無料ではなく、割引や特典などと言い換える。
リスクや保証内容を明確にする
返金保証と謳う場合には、具体的な条件や内容を明確にする。
景表法違反の罰則
景表法に違反した場合、以下の罰則が科される可能性があります。
- 措置命令: 事業者に対して、不当景品類の提供や不当表示の差し止めなどを命じる命令
- 勧告: 事業者に対して、景表法に違反する行為をやめるよう勧告する命令
- 課徴金: 景表法に違反した行為の売上高に応じて、課徴金を科す
景表法は、消費者を保護するために制定された法律です。
景表法NGワードを使用してしまうと、法令違反となります。
措置を受ける可能性があります。
広告や表示を作成する際には、景表法NGワードに注意しましょう。
消費者にとって誤解のない表現を心がけましょう。
景表法について、さらに詳しく知りたい方は、以下の情報も参考にしてみてください。
- [消費者庁 景表法](URL 消費者庁 景品表示法)
- [景表法違反事例集](URL 景品表示法 違反事例集)
景表法を遵守し、消費者に信頼される広告・表示を作成しましょう!
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