
Webアプリケーションは、ユーザーからの入力を受け取ります。
それをOSコマンドとして実行する場合があります。
この時、入力値の検証が不十分だと、攻撃者が不正なOSコマンドを混入させます。
意図しない操作を実行できてしまいます。
これがOSコマンドインジェクションです。
今回の記事では、
- OSコマンドインジェクションの仕組み
- 対策方法
について、初心者にも分かりやすく解説します。
目次
OSコマンドインジェクションの仕組み
OSコマンドインジェクションは、WebアプリケーションがOSコマンドを実行する際に、ユーザーからの入力値を適切に検証しないことで発生します。
攻撃者は、入力値にOSコマンドを混入させます。
Webアプリケーションを通じてサーバーに不正な命令を送ります。
例えば、Webアプリケーションがファイル名をユーザーからの入力に基づいて表示する場合。
攻撃者はファイル名に「; rm -rf /」などのOSコマンドを混入させる可能性があります。
これにより、サーバー上のファイルが削除されるなどの被害が発生します。
OSコマンドインジェクションによる被害
OSコマンドインジェクション攻撃を受けると、以下のような被害が発生する可能性があります。
- サーバーの乗っ取り
- データの改ざん・削除
- 機密情報の漏洩
- マルウェアの感染
- DDoS攻撃の踏み台にされる
OSコマンドインジェクションの対策方法
OSコマンドインジェクションを防ぐためには、以下の対策が有効です。
入力値の検証
ユーザーからの入力値を厳密に検証します。
OSコマンドとして解釈される可能性のある文字や記号をエスケープまたは削除します。
OSコマンドの直接実行を避ける
OSコマンドを直接実行するのではなく、Webアプリケーションの機能やライブラリを使用して処理を行います。
権限の最小化
Webアプリケーションが実行するOSコマンドの権限を最小限に抑えます。
WAFの導入
Web Application Firewall(WAF)を導入します。
不正なリクエストを検知・遮断します。
セキュリティアップデートの適用
- Webアプリケーション
- OS
- ミドルウェア
などのセキュリティアップデートを定期的に適用します。
OSコマンドインジェクションの具体例
攻撃者がWebアプリケーションのファイルアップロード機能を利用して、不正なOSコマンドを含むファイルをアップロードします。
サーバー上で実行します。
攻撃者がWebアプリケーションの検索機能を利用して、検索キーワードにOSコマンドを混入させます。
サーバー上の情報を取得します。
OSコマンドインジェクションは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した非常に危険な攻撃です。
Webアプリケーション開発者は、常にセキュリティを意識しましょう。
適切な対策を講じる必要があります。
Webアプリケーション開発者は、OSコマンドインジェクション対策を徹底しましょう。
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