
ECサイトは、
- 顧客の個人情報
- クレジットカード情報
など、重要な情報を扱います。
不正ログイン対策が非常に重要です。
不正ログインは、顧客に不信感を与えます。
売上減少につながる可能性もあります。
今回の記事では、ECサイトを不正ログインから守るための対策をわかりやすく解説します。
目次
不正ログインの手口
リスト型攻撃
他のサービスで流出したID・パスワードのリストを悪用する攻撃です。
複数のサービスで同じID・パスワードを使い回している場合。
被害に遭うリスクが高まります。
ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)
考えられる限りのIDとパスワードの組み合わせを試す攻撃です。
自動化されたプログラムを使って、短時間で大量の試行が行われます。
フィッシング
偽のログイン画面を作成します。
IDやパスワードを盗み出す攻撃です。
実在する企業やサービスを装ったメールやSMSで、偽のWebサイトへ誘導します。
SQLインジェクション
データベースを操作する不正なSQL文を送り込む攻撃です。
Webサイトの入力フォームなどを悪用します。
データベース内の情報を盗み取ったり、改ざんしたりします。
クロスサイトスクリプティング(XSS)
悪意のあるスクリプトを埋め込みます。
ユーザーの情報を盗む攻撃です。
Webサイトの脆弱性を利用します。
ユーザーのブラウザ上で不正なスクリプトを実行させます。
セッションハイジャック
攻撃者がユーザーのセッション情報を盗み取ります。
そのセッションを不正に利用することを指します。
マルウェア感染
コンピューターをマルウェアに感染させます。
そこからIDやパスワードを盗み出す手口です。
不正ログインによる被害
不正ログインは、以下のような被害につながる可能性があります。
顧客情報の漏洩
- 氏名
- 住所
- クレジットカード情報
などが漏洩します。
悪用される可能性があります。
なりすまし購入
顧客のアカウントで不正に商品が購入されます。
顧客に請求が行く可能性があります。
ポイントの不正利用
顧客が貯めたポイントを不正に利用される可能性があります。
ECサイトの信頼性低下
不正ログインによる被害が多発すると、ECサイトの信頼性が低下します。
顧客離れにつながる可能性があります。
不正ログイン対策の基本
- 強力なパスワード設定:
- 英数字、記号を組み合わせた12文字以上のパスワードを設定
- 推測されやすい単語や個人情報は避ける
- 定期的にパスワードを変更
- 二段階認証の導入:
- ID・パスワードに加え、認証コードを入力
- セキュリティを大幅に強化
- ログイン試行回数の制限:
- 複数回のログイン失敗でアカウントをロック
- 総当たり攻撃を防止
- IPアドレス制限:
- 特定のIPアドレスからのアクセスのみ許可
- 不正アクセスを遮断
- セキュリティツールの導入:
- 不正ログイン対策に特化したツールを導入
- WAF(Web Application Firewall)や改ざん検知ツールも有効
- SSL/TLSの導入:
- 通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防止
- 定期的な脆弱性診断:
- 専門家による脆弱性診断で、セキュリティホールを特定
おすすめのセキュリティツール
WAF(Web Application Firewall)
不正なアクセスを検知・遮断
OWASP Top 10などの攻撃に対応
改ざん検知ツール
サイトの改ざんを検知し、通知
早期発見・早期対応が可能
二段階認証ツール
Google Authenticator、Authyなど
スマートフォンアプリで認証コードを生成
不正ログイン検知ツール
不審なログイン試行を検知し、通知
IPアドレスやアクセス元の情報を分析
ECサイトの不正ログイン対策は、顧客の信頼を守ります。
売上を維持するために不可欠です。
多層的な対策を講じましょう。
安全なECサイト運営を目指しましょう。
今すぐパスワードを見直しましょう。
二段階認証を設定しましょう。
セキュリティツールを導入しましょう。
不正ログイン対策を強化しましょう。
定期的に脆弱性診断を行いましょう。
セキュリティホールを塞ぎましょう。
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