Webマーケティング担当者にとって、ユーザーの視線を惹きつけることは大切です。
行動を促すことは重要な課題です。
見やすい配色は、ユーザーの視線を誘導します。
コンバージョン率を向上させる効果があります。
今回の記事では、Webマーケティング担当者向けに、
- 見やすい配色の基本 principles
- コンバージョン率を向上させるための配色テクニック
をご紹介します。
目次
見やすい配色の基本 principles
見やすい配色には、以下の principles があります。
コントラスト
- 背景色と文字色
- あるいは要素間の色のコントラスト
を十分に確保することで、視認性を高めます。
色の組み合わせ
人間の視覚に心地よいと感じられる色の組み合わせを選びましょう。
人間の視覚に心地よいと感じられる色の組み合わせ例と意味を表にまとめます。
色の組み合わせ | 意味 | 効果 | 例 |
---|---|---|---|
隣接色 | 色相環上で隣り合っている色 | 調和のとれた、落ち着いた印象を与える | 青と緑、赤とオレンジ、黄色と緑 |
補色 | 色相環上で180度反対の位置にある色 | 目立つ、鮮やかな印象を与える | 青と赤、黄緑と紫、黄色と青紫 |
類似色 | 色相環上で30度以内の範囲にある色 | 統一感があり、落ち着いた印象を与える | 青と青緑、赤と赤紫、黄色と黄緑 |
三色相補色 | 色相環上で等間隔に配置された3つの色 | バランスが良く、華やかな印象を与える | 赤、黄、青、緑、紫、橙 |
テトラード | 色相環上で正方形の頂点に配置された4つの色 | バランスが良く、安定感のある印象を与える | 赤、青、黄、緑 |
※ この表はあくまでも一般的な色に対するイメージです。
実際の色合い、明度、彩度、文化、個人差などによって、異なる印象を与える場合があります。
色の意味
色にはそれぞれ意味があります。
心理的効果を表にまとめました。
色 | 意味 | 効果 | 注意点 |
---|---|---|---|
赤 | 情熱、興奮、危険、愛情 | 注目を集める、活力を与える | 攻撃的、刺激的すぎる場合がある |
青 | 冷静、知性、信頼、平和 | 安心感を与える、集中力を高める | 冷たい、暗い印象を与える場合がある |
黄色 | 明るさ、喜び、希望、注意 | 目立つ、活力を与える | 子供っぽい、安っぽい印象を与える場合がある |
緑 | 自然、癒し、成長、健康 | 安心感を与える、リラックス効果がある | 地味な印象を与える場合がある |
紫 | 高貴、神秘、優雅、創造性 | 高級感を演出する、特別な印象を与える | 威圧感を与える場合がある |
ピンク | 愛情、優しさ、女性らしさ、ロマンティック | 親しみやすい印象を与える、心を落ち着かせる | 甘すぎる、子供っぽい印象を与える場合がある |
白 | 純潔、清潔、シンプル、始まり | 清潔感を与える、他の色を引き立てる | 殺風景、無機質な印象を与える場合がある |
黒 | 力強さ、権力、フォーマル、高級 | 高級感を演出する、引き締まった印象を与える | 重たい、暗い印象を与える場合がある |
※ この表はあくまでも一般的な色に対するイメージです。
- 実際の色合い
- 組み合わせ
- 文化
- 個人差
などによって、異なる印象を与える場合があります。
ユーザーに特定の感情や行動を促す効果があります。
ターゲット層
ターゲット層の年齢層や性別、文化などを考慮して配色を選びましょう。
ブランドイメージ
ブランドイメージに合った配色を選びましょう。
コンバージョン率を向上させる配色テクニック
CTAボタンが目立つようにする
CTAボタンは、ユーザーに行動を促す重要な要素です。
他の要素とコントラストをつけた目立つ色にすることが大切です。
ユーザーの視線を誘導できます。
重要な情報を強調する
重要な情報は、目立つ色を使って強調しましょう。
読みやすいフォントを選ぶ
フォントも、見やすさに影響を与える重要な要素です。
読みやすいフォントを選びましょう。
余白をうまく使う
余白をうまく使うことで、デザインがスッキリと見やすく、読みやすくなります。
- A/Bテストを行う
複数の配色パターンを作成しましょう。
A/Bテストを行うことで、より効果的な配色を見つけることができます。
色は、視覚的な効果だけではありません。
心理的な効果も持ちます。
人間の視覚に心地よいと感じられる色の組み合わせを理解することで、より効果的なデザインやコミュニケーションを実現することができます。
読了ありがとうございました!
この記事に関することでお困りの方は
お気軽にご相談ください!
↓ ↓ ↓