WordPressでウェブサイトを構築する際、子テーマを作成してデザインのカスタマイズを行うのは一般的です。
しかし、「子テーマのCSSが反映されない」という問題に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、
- この問題の原因
- 具体的な解決策
を初心者にも分かりやすく解説します。
目次
なぜCSSが反映されないのか?
WordPressで子テーマを作成します。
CSSをカスタマイズしても反映されない原因は、いくつか考えられます。
- 子テーマの構造が間違っている
- style.cssの記述ミス
- 親テーマのCSSとの競合
- キャッシュが残っている
- FTP転送時のトラブル
- パーミッションの問題
具体的な解決策
子テーマの構造を確認する
- style.css: 子テーマのスタイルシートです。必ずこのファイルを作成し、親テーマのスタイルシートを読み込むように記述します。
- functions.php: 子テーマで追加したい機能を記述するファイルです。必ず親テーマのfunctions.phpを読み込むように記述します。
- テンプレートファイル: 必要に応じて、親テーマのテンプレートファイルをコピーしてカスタマイズします。
style.cssの記述ミスをチェックする
- @import文: 親テーマのスタイルシートを読み込む@import文が正しく記述されているか確認します。
- セレクタ: CSSのセレクタが正しく記述されているか確認します。
- プロパティ: CSSのプロパティと値が正しく記述されているか確認します。
親テーマのCSSとの競合を解消する
- !important: どうしても上書きしたい場合は!importantを使うこともできますが、乱用は避けましょう。
- 子セレクタ: 親テーマのセレクタをより詳細な子セレクタで指定することで、上書きすることができます。
キャッシュをクリアする
- ブラウザのキャッシュ: ブラウザのキャッシュをクリアします。
- WordPressのキャッシュ: WordPressのキャッシュプラグインを使用している場合は、キャッシュをクリアします。
- サーバーのキャッシュ: サーバーのキャッシュをクリアします。
FTP転送時のトラブルを確認する
- ファイルのパーミッション: ファイルのパーミッションが適切に設定されているか確認します。
- ファイルの転送ミス: ファイルが正しく転送されているか確認します。
子テーマを再度有効化する
- 子テーマの有効化: 子テーマが正しく有効化されているか確認し、一度無効にして再度有効化してみます。
その他の注意点
ブラウザの開発者ツール
ブラウザの開発者ツールを使用して、CSSが正しく読み込まれているか確認できます。
CSSの優先順位
CSSの優先順位を理解し、適切な記述を行うことが重要です。
子テーマの更新
子テーマを更新する際は、必ずバックアップを取ってから行いましょう。
WordPressの子テーマのCSSが反映されない原因は様々です。
一つずつ丁寧に原因を特定しましょう。
上記で紹介した解決策を試すことで、問題を解決できるはずです。
もし、それでも解決しない場合は、WordPressのフォーラムや専門のサポートに相談することをおすすめします。
弊社では、他社で制作したWordPressサイトのエラーやバグの対処も行っております。
お気軽にご相談ください。
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