コンバージョン数の最大化は、Google広告の目標設定の1つです。
コンバージョン数の最大化を設定すると、Google広告はコンバージョンの発生を最大化するために、広告の表示回数や掲載順位を自動的に調整します。
しかし、コンバージョン数の最大化には、デメリットもあります。
今回の記事では、
- コンバージョン数の最大化のデメリットや注意点
- 設定方法
- 代替案
についてわかりやすく解説します。
目次
コンバージョン数の最大化とは?
コンバージョン数の最大化は、Google広告の目標設定の1つです。
コンバージョン数の最大化を設定すると、Google広告はコンバージョンの発生を最大化するために、広告の表示回数や掲載順位を自動的に調整します。
コンバージョンとは?
コンバージョンとは、Webサイトやアプリで達成したい成果のことです。
例えば、
- 商品の購入
- 資料請求
- 会員登録
- LINE友だち追加
- 問合せ
- 電話
などがコンバージョンにあたります。
コンバージョン数の最大化が有効なケース
コンバージョン数の最大化は、以下のケースで有効です。
- コンバージョン数を増やすことが最も重要な目標である場合
- コンバージョン単価を気にせず、コンバージョン数を増やすことに注力したい場合
コンバージョン数を増やすことが目標である場合
コンバージョン数の最大化は、コンバージョン数を増やすことを最も重要な目標としている場合に有効です。
例えば、
- 新規顧客の獲得
- 会員の増加
を目的としている場合。
コンバージョン数の最大化を設定することで、短期間でコンバージョン数を増やすことができます。
コンバージョン単価を気にしない場合
コンバージョン単価を気にせず、コンバージョン数を増やすことに注力したい場合にも、有効です。
例えば、
- 認知度向上
- ブランディング
を目的としている場合。
コンバージョン単価を気にせず、広告の露出を最大化することで、より多くのユーザーに自社や商品・サービスを知ってもらうことができます。
具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 新商品の発売に合わせて、短期間で認知度を高めたい場合
- 会員登録キャンペーンを実施して、会員数を増やしたい場合
- 新規顧客の獲得を目的としたセールやキャンペーンを実施する場合
コンバージョン数の最大化のメリット
コンバージョン数の最大化には、以下のメリットがあります。
- 最短でコンバージョン数を増やすことができる
- 広告の運用にかける手間を省くことができる
最短でコンバージョン数を増やすことができる
コンバージョン数の最大化は、Google広告がコンバージョンの発生を最大化するために、広告の表示回数や掲載順位を自動的に調整します。
そのため、広告運用の経験や知識がなくても、最短でコンバージョン数を増やすことができます。
広告の運用に欠ける手間を省くことができる
コンバージョン数の最大化を設定すると、Google広告が自動的に広告の運用を行います。
そのため、広告の入札単価やターゲティングを調整するなどの手間を省くことができます。
コンバージョン数の最大化のデメリット
コンバージョン数の最大化には、以下のデメリットがあります。
- コンバージョン単価が高くなる可能性がある
- 不特定多数のユーザーに広告が表示される可能性がある
コンバージョン単価が高くなる可能性がある
コンバージョン数の最大化は、コンバージョンの発生を最大化するために、広告の表示回数や掲載順位を自動的に調整します。
そのため、コンバージョンの可能性が高いユーザーに広告が表示される傾向があります。
コンバージョンの可能性が高いユーザーは、すでに自社や商品・サービスに興味を持っていることが多いです。
そのため、コンバージョン単価が高くなる可能性があります。
不特定多数のユーザーに広告が表示される可能性がある
コンバージョン数の最大化は、コンバージョンの発生を最大化するために、広告の露出を最大化します。
そのため、ターゲティングを適切に設定していない場合、不特定多数のユーザーに広告が表示される可能性があります。
不特定多数のユーザーに広告が表示されると、広告の費用対効果が悪くなる可能性があります。
コンバージョン数の最大化を利用する前の注意点
コンバージョン数の最大化を利用する前には、以下の注意点を確認しておきましょう。
- コンバージョン単価を許容できる範囲で設定する
- ターゲティングを適切に設定する
コンバージョン単価を許容できる範囲で設定する
コンバージョン数の最大化は、コンバージョンの可能性が高いユーザーに広告が表示されます。
そのため、コンバージョン単価が高くなる可能性があります。
コンバージョン単価を許容できる範囲で設定しておくことが重要です。
コンバージョン単価を設定していない場合、Google広告が自動的にコンバージョン単価を設定します。
しかし、場合によっては想定以上の金額になってしまう可能性があります。
コンバージョン単価を設定するには、以下の手順で行います。
- Google広告の管理画面にログインする
- キャンペーンを選択する
- キャンペーン設定の「目標設定」タブを開く
- 「コンバージョン数の最大化」の「入札単価の制限」で、コンバージョン単価を入力する
ターゲティングを適切に設定する
コンバージョン数の最大化は、広告の露出を最大化します。
よって、ターゲティングを適切に設定していない場合、不特定多数のユーザーに広告が表示される可能性があります。
ターゲティングを適切に設定することで、不特定多数のユーザーに広告が表示されるリスクを軽減することができます。
ターゲティングを設定するには、以下の手順で行います。
- Google広告の管理画面にログインする
- キャンペーンを選択する
- キャンペーン設定の「ターゲティング」タブを開く
- ターゲティングの条件を設定する
具体的なターゲティングの条件としては、以下のようなものが挙げられます。
- 地域
- 年齢
- 性別
- 興味関心
- 購買履歴
コンバージョン数の最大化を利用する場合は、コンバージョン単価を許容できる範囲で設定しましょう。
ターゲティングを適切に設定するようにしましょう。
コンバージョン数の最大化の設定方法
コンバージョン数の最大化を設定するには、以下の手順で行います。
- Google広告の管理画面にログインする
- キャンペーンを選択する
- キャンペーン設定の「目標設定」タブを開く
- 「目標」を「コンバージョン数の最大化」に変更する
コンバージョン数の最大化以外の選択肢
コンバージョン数の最大化以外の選択肢としては、以下のようなものがあります。
- コンバージョン単価の目標設定
- 目標CPAの設定
- 目標 ROAS の設定
コンバージョン数の最大化のデメリットを解消するために、これらの目標設定を検討することもできます。
コンバージョン数の最大化で成果が出ない方へ
コンバージョン数の最大化で成果が出ない場合は、以下の原因が考えられます。
- コンバージョン単価が適切に設定されていない
- ターゲティングが適切に設定されていない
- 広告のクリエイティブやランディングページが効果的ではない
コンバージョン数の最大化を利用する場合は、これらの原因を検討し、改善策を講じましょう。
- 他社に運用に依頼しているがコンバージョン単価が高すぎる。
- コンバージョン数の最大化に設定したら、ほとんど広告が表示されなくなった。
- 広告の表示回数の減少が気になる。
- 適切なターゲット設定がわからない。
こんなお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
読了ありがとうございました!
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