Webサイトを制作する際には、まず要件定義を行う必要があります。
要件定義とは、Webサイトの目的や機能、デザインなどを定義するプロセスのことです。
要件定義をしっかりと行うことで、Webサイトの目的を達成しましょう。
ユーザーに満足してもらえるWebサイトを制作することができます。
- LP
- コーポレートサイト
- サービスサイト
- 店舗サイト
- 求人サイト
種類を問わず、全てに要件定義は関係します。
そこで今回は、Webサイト制作の要件定義について、流れやポイントを解説します。
目次
Webサイト制作の要件定義とは？
Webサイト制作の要件定義とは、Webサイトの目的や機能、デザインなどを定義するプロセスのことです。
要件定義では、以下の要素を定義します。
- 目的：Webサイトの目的は何なのか
- ターゲット：Webサイトのターゲットユーザーは誰なのか
- 機能：Webサイトにどのような機能を搭載するのか
- コンテンツ：Webサイトにどのようなコンテンツを掲載するのか
- デザイン：Webサイトのデザインはどのようなものなのか
要件定義とRFPの違い
要件定義と混同されやすいものにRFP（Request For Proposal）があります。
RFPは、発注者が受注者に対して提案書を依頼する文書のことです。
要件定義とRFPの違いは、以下のとおりです。
| 要件定義 | RFP |
|---|---|
| 発注者側が作成する | 受注者側が作成する |
| 目的はWebサイトの目的や機能を定義すること | 目的は受注者選定すること |
| 内容はWebサイトの要件 | 内容はWebサイトの制作体制や価格など |
要件定義の流れ
要件定義の流れは、以下のとおりです。
- 現状分析
- 要件定義
- 提案書作成
- 受注者選定
- 現状分析
現状分析
まず、現状のWebサイトや競合他社のWebサイトを分析します。
現状分析を行うことで、課題や改善点などを把握することができます。
要件定義
現状分析をもとに、
- Webサイトの目的や機能
- デザイン
などを定義します。
要件定義は、発注者と制作会社の間で合意形成を行うことが重要です。
提案書作成
制作会社は、要件定義をもとに提案書を作成します。
提案書には、Webサイトの概要や制作体制、価格などが記載されます。
受注者選定
発注者は、提案書をもとに受注者を選定します。
Webサイトの要件定義で検討する内容
Webサイトの要件定義で決定する要素は、以下のとおりです。
- 目的：Webサイトの目的は何なのか
- ターゲット：Webサイトのターゲットユーザーは誰なのか
- 機能：Webサイトにどのような機能を搭載するのか
- コンテンツ：Webサイトにどのようなコンテンツを掲載するのか
- デザイン：Webサイトのデザインはどのようなものなのか
目的
Webサイトの目的とは、
- Webサイトを制作する理由
- 達成したい目標
です。
Webサイトの目的は、以下のようなものがあります。
商品やサービスの販売
企業やサービスのブランディング
情報発信
採用活動
Webサイトの目的を明確にすることで、Webサイトの方向性が定まります。
ターゲット
ターゲットとは、Webサイトの対象となるユーザーのことです。
ターゲットを明確にすることで、ユーザーのニーズを把握しましょう。
ユーザーに満足してもらえるWebサイトを制作することができます。
ターゲットを定める際には、以下の情報を考慮します。
年齢
性別
職業
興味関心
機能
機能とは、Webサイトに搭載する機能のことです。
機能は、Webサイトの目的やターゲットに合わせて、必要なものを検討します。
Webサイトに搭載する機能の例としては、以下のようなものがあります。
商品やサービスの購入機能
お問い合わせ機能
メールマガジンの登録機能
会員制コンテンツ
コンテンツ
コンテンツとは、Webサイトに掲載する情報のことです。
コンテンツは、Webサイトの目的やターゲットに合わせて、必要なものを検討します。
Webサイトに掲載するコンテンツの例としては、以下のようなものがあります。
商品やサービスの紹介
企業やサービスの紹介
ブログ記事
ニュース記事
デザイン
デザインとは、Webサイトの見た目のことです。
デザインは、Webサイトの目的やターゲットに合わせて、必要なものを検討します。
Webサイトのデザインの例としては、以下のようなものがあります。
色
フォント
レイアウト
画像や動画
要件定義がまとまらない方へ
要件定義がまとまらない場合は、以下の方法を試してみてください。
- 発注者と制作会社で、ヒアリングやワークショップなどを実施する
- 競合他社のWebサイトを参考にする
- 専門家に相談する
ヒアリングやワークショップなどを実施することで、発注者と制作会社の間で共通認識を形成することができます。
競合他社のWebサイトを参考にすることで、自社Webサイトの方向性を決めることができます。
専門家に相談することで、客観的な意見をもらうことができます。
しかし、なかなか相手とのコミュニケーションがうまくいかない。
はじめてのホームページ制作でイメージができない。
こんなお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
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