DDoS攻撃とは?仕組み、種類、対策を徹底解説

2025年3月13日更新(2025年3月13日公開)

DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)は、インターネットを介したサイバー攻撃の一種です。

ウェブサイト

オンラインサービス

を標的とします。

大量のトラフィックを送り込むことでサービスを停止させることを目的としています。

近年、DDoS攻撃は高度化・巧妙化しております。

企業や組織にとって深刻な脅威となっています。

今回の記事では、

  • DDoS攻撃の仕組み
  • 種類
  • 対策

についてわかりやすく解説します。

DDoS攻撃の仕組み

DDoS攻撃は、攻撃者が複数のコンピューターを操ります。

標的となるサーバーやネットワークに大量のトラフィックを送り込むことで、サービスを過負荷状態にします。

利用不能にさせる攻撃です。

攻撃者は、マルウェアに感染させた多数のコンピューター(ボットネット)を利用します。

これらのコンピューターから一斉に攻撃を仕掛けます。

DDoS攻撃の種類

DDoS攻撃には、主に以下の3つの種類があります。

ボリューム型攻撃

大量のトラフィックを送り込みます。

ネットワーク帯域を圧迫する攻撃です。

主な攻撃手法:

  • UDPフラッド攻撃:大量のUDPパケットを送り込む攻撃
  • ICMPフラッド攻撃:大量のICMPパケット(ping)を送り込む攻撃
  • DNSフラッド攻撃:大量のDNSクエリを送り込む攻撃

プロトコル型攻撃

サーバーの通信プロトコルの脆弱性を利用します。

サーバーリソースを枯渇させる攻撃です。

主な攻撃手法:

  • SYNフラッド攻撃:TCP接続の確立プロセスを悪用する攻撃
  • ACKフラッド攻撃:大量のACKパケットを送り込む攻撃
  • DNSアンプ攻撃:DNSサーバーの脆弱性を利用し、攻撃トラフィックを増幅させる攻撃

アプリケーション型攻撃

ウェブアプリケーションの脆弱性を利用します。

サーバーリソースを枯渇させる攻撃です。

主な攻撃手法:

  • HTTPフラッド攻撃:大量のHTTPリクエストを送り込む攻撃
  • Slowloris攻撃:HTTP接続を長時間維持し、サーバーリソースを占有する攻撃
  • アプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃:特定のアプリケーションの脆弱性を利用し、サーバーリソースを枯渇させる攻撃

DDoS攻撃の対策

DDoS攻撃の対策としては、主に以下の方法があります。

トラフィック監視

ネットワークトラフィックを監視します。

異常なトラフィックを検知します。

トラフィックフィルタリング

異常なトラフィックを遮断します。

正常なトラフィックのみを許可します。

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)の利用

CDNを利用することで、攻撃トラフィックを分散させます。

オリジンサーバーへの負荷を軽減します。

クラウド型DDoS対策サービスの利用

クラウド型のDDoS対策サービスを利用することで、大規模なDDoS攻撃にも対応できます。

WAF(Web Application Firewall)の導入

アプリケーション型攻撃を防ぐために、WAFを導入します。

DDoS攻撃の被害事例

DDoS攻撃は、様々な企業や組織で発生しており、以下のような被害が出ています。

  • ウェブサイトのダウンによる機会損失
  • 顧客情報の漏洩
  • 企業の信頼失墜

DDoS攻撃は、企業や組織にとって深刻な脅威です。

適切な対策を講じることが重要です。

  • トラフィック監視
  • トラフィックフィルタリング
  • CDNの利用
  • クラウド型DDoS対策サービスの利用
  • WAFの導入

など、多層的な防御対策を講じることで、DDoS攻撃のリスクを軽減できます。

弊社では、Webサイト、Webアプリケーションのセキュリティ強化にも対応しております。

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