デバッガとは?AWS開発で必須のデバッグツールを徹底解説!

2024年8月15日更新(2024年8月15日公開)

AWSで開発を行う上で、エラーはつきものです。

エラーの原因を特定し、修正する作業を「デバッグ」と言います。

このデバッグを効率的に行うために不可欠なツールが「デバッガ」です。

今回の記事では、

  • デバッガとは何か
  • なぜデバッガが必要なのか
  • AWS開発でおすすめのデバッガ

をご紹介します。

デバッガとは?

デバッガとは、プログラムの実行を一時停止させます。

変数の値を確認したい

コードのステップ実行を行いたい

こんな時、プログラムのバグを特定し修正するためのツールです。

デバッガを使用することで、エラーの原因を効率的に特定します。

開発効率を大幅に改善することができます。

AWS開発におけるデバッガの重要性

AWS上で開発を行う場合、デバッガは以下のような場面で非常に役立ちます。

Lambda関数のデバッグ

ローカル環境で開発したLambda関数をAWS上で実行した際に発生するエラーの原因究明

ECSタスクのデバッグ

ECSタスク内のコンテナで実行されているアプリケーションのデバッグ

デプロイ後の問題の特定

デプロイ後に発生したエラーの原因調査

デバッガの主な機能

  • ブレークポイントの設定: プログラムの実行を任意の場所で一時停止
  • 変数の値の確認: 実行中のプログラムの変数の値を確認
  • ステップ実行: プログラムを一行ずつ実行し、実行の流れを追跡
  • スタックトレースの表示: エラーが発生した際の呼び出し履歴を表示

AWS開発でおすすめのデバッガ

Visual Studio Code

豊富な拡張機能により、様々な言語に対応したデバッグが可能。

AWS Toolkit for VS Codeを利用することで、AWS Lambda関数のデバッグを効率化できます。

PyCharm

Python開発に特化したIDE。

強力なデバッグ機能を備えており、AWS Lambda関数のデバッグにも対応しています。

IntelliJ IDEA

Java開発に特化したIDE。

リモートデバッグ機能を利用することで、AWS上のアプリケーションをデバッグできます。

AWS Toolkit for Eclipse

Eclipse上でAWS開発を行うためのプラグイン。

AWS Lambda関数のデバッグをサポートしています。

デバッガの選び方

開発言語

使用しているプログラミング言語に対応しているか

IDEとの連携

使用しているIDEと連携できるか

クラウド環境との連携

AWSと連携できるか

機能

  • ブレークポイントの設定
  • 変数の値の確認
  • ステップ実行

などの基本機能。

加えて、高度な機能が必要かどうか。

デバッグの効率化のためのヒント

  • ログの活用: ログを出力することで、プログラムの実行状況を把握し、エラーの原因を特定する
  • 単体テスト: 各機能を独立してテストすることで、バグを早期に発見
  • バージョン管理: コードの変更履歴を管理し、問題が発生した場合に原因を特定しやすくする

デバッガは、AWS開発において、エラーの原因を迅速に特定します。

開発効率を向上させるために不可欠なツールです。

この記事で紹介した情報を参考に、最適なデバッガを選択し、開発を効率化しましょう。

弊社では、外部で構築したAWSのエラーにも柔軟に対応しております。

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