Webサイトの制作にWordPressを検討されている方の中に、「WordPressはもう古いのではないか」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
WordPressは、2003年にリリースされたCMS(コンテンツ管理システム)です。
世界シェアNo.1を誇っています。
しかし、近年では、ノーコードツールなどの台頭により、WordPressの利用率が低下傾向にあるとも言われています。
そこで、今回は、
- WordPressが古いと言われる理由
- 進化している理由
- WordPressの取り扱いをやめる会社の悩み
- WordPressでサイト制作をご希望の方へのアドバイス
などについて解説します。
目次
WordPressが古いと言われる理由
WordPressが古いと言われる理由は、以下の3つが挙げられます。
機能が増え過ぎた
WordPressのユーザー数は、2023年1月時点で約40%と、Webサイトの半数以上を占めています。
そのため、セキュリティ対策やアップデートなどの保守管理が複雑になっていると指摘されています。
アップデートがめんどくさい
WordPressは、定期的にアップデートが行われています。
アップデートには、
- セキュリティの強化
- 新機能の追加
などが行われますが、アップデートを怠ると、セキュリティホールなどのリスクが高まります。
しかし、アップデートを行う際には、テーマやプラグインの互換性を確認するなど、手間がかかると指摘されています。
ノーコードツールの出現
ノーコードツールとは、プログラミングの知識やスキルがなくてもWebサイトを作成できるツールです。
ノーコードツールの登場により、WordPressのようなCMSの利用率が低下傾向にあるとも言われています。
WordPressは進化している
WordPressは、常に進化し続けています。
2023年には、新しいバージョンである「WordPress 6.0」がリリースされました。
「WordPress 6.0」では、以下の新機能が追加されています。
ブロックエディターの大幅な改良
ブロックエディターは、WordPressの標準搭載エディターです。
今回の改良により、より直感的にWebサイトを作成できるようになりました。
Gutenberg 2.10
Gutenbergは、ブロックエディターのフレームワークです。
今回のアップデートにより、より多くのブロックが追加され、カスタマイズの自由度が向上しました。
新テーマ「Twenty Twenty-Three」の追加
Twenty Twenty-Threeは、WordPressの標準搭載テーマです。
今回のテーマは、レスポンシブデザインに最適化されています。
モバイル端末でも快適に利用できます。
WordPressの取り扱いをやめる会社の悩み
WordPressの取り扱いをやめる会社には、以下の悩みがあると言われています。
事前の確認事項が多い
WordPressは、テーマやプラグインなど、さまざまな組み合わせで利用できます。
そのため、サイト制作の際には、事前に確認事項が多いと指摘されています。
アップデートが早い
WordPressは、定期的にアップデートが行われています。
アップデートが早いため、対応に追われると指摘されています。
薄利多売が多くなった
近年では、WordPressのサイト制作を低価格で請け負う会社が増えています。
そのため、価格競争が激化し、薄利多売に陥っている会社も多いと言われています。
WordPressでサイト制作をご希望の方へ
WordPressは、依然として多くの企業や個人で利用されているCMSです。
しかし、上記のような理由から、WordPressの利用を検討する際には、メリットとデメリットを理解した上で、慎重に判断することが大切です。
WordPressでサイト制作をご希望の方は、以下の点に注意しましょう。
セキュリティ対策を徹底する
WordPressは、セキュリティホールなどのリスクが高まっています。
そのため、セキュリティ対策を徹底することが大切です。
アップデートをこまめに行う
WordPressは、定期的にアップデートが行われています。
アップデートには、セキュリティの強化や新機能の追加などが行われるため、こまめにアップデートを行うようにしましょう。
テーマやプラグインの互換性を確認する
WordPressは、テーマやプラグインなど、さまざまな組み合わせで利用できます。
そのため、テーマやプラグインの互換性を確認してから利用するようにしましょう。
WordPressは、自由度が高く、カスタマイズがしやすいCMSです。
しかし、
- セキュリティ対策やアップデートなどの保守管理が必要であること
- テーマやプラグインの互換性を確認する手間がかかること
など、デメリットもあります。
WordPressの利用を検討する際には、メリットとデメリットを理解した上で、慎重に判断することが大切です。
以下に、WordPressのメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- 無料で利用できる
- 初心者でも簡単に作成できる
- さまざまなテーマやプラグインが用意されている
- 自由度が高く、カスタマイズがしやすい
デメリット
- セキュリティ対策やアップデートなどの保守管理が必要
- テーマやプラグインの互換性を確認する手間がある
- ノーコードツールなどの台頭により、利用率が低下傾向にある
WordPressは、自社サイトのニーズや予算に合わせて、最適なCMSかどうかを検討しましょう。
当社では、WordPressでもWordPress以外の選択肢でもどちらも対応しております。
お気軽にご相談ください。
読了ありがとうございました!
この記事に関することでお困りの方は
お気軽にご相談ください!
↓ ↓ ↓