Webサイトを運営していると、不要なページや低品質なページを作成してしまうことがあります。
そのようなページを検索エンジンに表示させたくない場合に、noindexというタグを利用することができます。
今回の記事では、
- noindexの目的
- 設定方法
- 注意点
について解説します。
目次
noindexとは
noindexとは、検索エンジンにインデックスさせたくないページに設定するタグです。
indexとは
インデックスとは、検索エンジンがページの内容を理解し、検索結果に表示させるための作業です。
noindexを設定すると、検索エンジンはページの内容を理解できなくなります。
つまり、検索結果に表示されなくなります。
noindexの目的
noindexの目的は、以下の通りです。
- 不要なページを検索結果から除外する
- 重複コンテンツや低品質コンテンツの影響を抑える
不要なページを検索結果から除外する
Webサイトを運営していると、不要なページを作成してしまうことがあります。
例えば、以下のようなページは、検索結果に表示させたくない可能性があります。
- テスト用のページ
- 古くて更新していないページ
- 内部向けのページ
このような不要なページを検索結果に表示させてしまうと、ユーザーの混乱やサイトの評価低下を招く可能性があります。
そのため、noindexを設定することで、不要なページを検索結果から除外することができます。
重複コンテンツや低品質コンテンツの影響を抑える
重複コンテンツとは、同じ内容のコンテンツが複数存在するものです。
重複コンテンツは、検索エンジンの評価を下げる原因となります。
また、低品質コンテンツとは、
- 内容が薄い
- 誤った情報を含む
など品質が低いコンテンツです。
低品質コンテンツは、ユーザーの満足度を下げる原因となります。
このような重複コンテンツや低品質コンテンツを検索結果に表示させてしまうと、サイト全体の評価を下げてしまう可能性があります。
そのため、noindexを設定することで、重複コンテンツや低品質コンテンツの影響を抑えることができます。
noindexは、Webサイトの品質を向上させるために有効なツールです。
ただし、noindexを設定すると、検索結果からページが完全に削除されるわけではないため、注意が必要です。
noindexを使用するケース
noindexを使用するケースは、以下の通りです。
- コピーコンテンツ
- 重複コンテンツ
- 低品質コンテンツ
- インデックス不要
コピーコンテンツ
コピーコンテンツとは、他のサイトから無断で転載されたコンテンツです。
コピーコンテンツは、検索エンジンの評価を下げる原因となります。
そのため、コピーコンテンツを検索結果から除外するために、noindexを設定します。
重複コンテンツ
重複コンテンツとは、同じ内容のコンテンツが複数存在するものです。
重複コンテンツは、検索エンジンの評価を下げる原因となります。
そのため、重複コンテンツを検索結果から除外するために、noindexを設定します。
- 低品質コンテンツ
低品質コンテンツとは、
- 内容が薄い
- 誤った情報を含む
など品質が低いコンテンツです。
低品質コンテンツは、ユーザーの満足度を下げる原因となります。
そのため、低品質コンテンツを検索結果から除外するために、noindexを設定します。
- インデックス不要
ページの内容が検索結果に表示させる必要がない場合。
noindexを設定することで、検索エンジンの負荷を軽減することができます。
noindexの設定方法
noindexの設定方法は、HTMLの記述とWordPressの設定の2つがあります。
HTMLの記述
HTMLの記述でnoindexを設定するには、ページの<head>タグ内に以下のコードを記述します。
HTML
<meta name="robots" content="noindex">
WordPressの設定
WordPressでnoindexを設定するには、以下の手順で行います。
- 管理画面にログインします。
- 「設定」→「一般」に移動します。
- 「検索エンジンからの表示」の「検索エンジンでサイトを表示する」のチェックを外します。
noindexの確認方法
noindexの設定が正しく行われているかどうかは、以下の方法で確認できます。
自然検索での確認方法
検索エンジンでページのURLを検索します。
検索結果にページが表示されない場合は、noindexの設定が正しく行われています。
サーチコンソールでの確認方法
Google サーチコンソールにアクセスし、対象のページを検索します。
「インデックス」タブの「インデックス状態」に「noindex」と表示されている場合、noindexの設定が正しく行われています。
noindexを利用する際の注意点
noindexを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
- noindexを設定すると、検索結果から除外されるため、ユーザーがページを閲覧できなくなります。
- noindexを設定しても、Google 検索結果の表示順位には影響しません。
低品質コンテンツの処理でお困り方へ
低品質コンテンツの処理にお困りの方は、以下のような方法を検討してみてください。
- コンテンツを修正して、品質を向上させる。
- コンテンツを削除する。
- コンテンツをアーカイブする。
コンテンツを修正する
コンテンツを修正して品質を向上させる場合は、コンテンツの内容や構成を改善しましょう。
コンテンツを削除する
コンテンツを削除する場合は、検索エンジンからページが完全に削除されるまでに時間がかかる場合があるため、注意が必要です。
アーカイブする
コンテンツをアーカイブする場合は、検索エンジンからページが削除されないように、noindexの設定を解除しておきましょう。
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